「空腹」こそ最強のクスリ・1日3食の時点で食べすぎなんです。

空腹を愛せ

今回はお医者さんである青木厚先生が書かれた20万部突破のベストセラー空腹こそ最強の薬について解説します。早速ではありますが、本書の結論、最新医学による本当に正しい食事法をお伝えさせていただきます。エビデンスを伴った最新の研究によれば、実はなにを食べるかではなくて食べない時間、空腹の時間を増やすことこそが

あなたの健康にとって最も大事なんだこれが結論なんです。タイトルのとおり、空腹こそが最強の薬なんだというのが、本書の一番大事なメッセージです。よく分からんまとめサイトとかテレビ番組、コマーシャルとかではリコピンがいいとかコラーゲンでアンチエイジングとかタウリン1000mg配合とかガヤガヤいうとりますけども、そんなことはどうでもいいんだと結論1日16時間食べない時間をつくりなさいと。それがシンプルながら、実は最も我々現代人が大事にしないといけない食事法なんだと。

そしてさらに、のちほど具体的な取り組みかたもお伝えしますが、16時間食べない時間をつくる、いわゆる半日断食は全然難しいことではありません。解脱して悟った僧侶だけのものではありません。煩悩が108を超えているという噂の、私スガショウでも実際やってみて割と楽勝で続けられています。で、そもそもなんで空腹の時間をつくらないといけないのか?ここがまず皆さん気になるポイントかと思いますが、それはですね。われわれ現代人が健康に著しく悪影響を与えるほどに

食べすぎてしまっているからです。我々はみんな食べすぎなんですよ。いや、待ってくれ。スガショウさんと人を勝手に食べすぎ、呼ばわりしてくれてるけども、俺は1日3食だけで間食なんてほぼほぼしてないぞとそうおっしゃるかたもいるかもしれませんが、すみません。そもそも1日3食の時点で食べすぎなんですよ。今の時代われわれは当然のように1日3食、食べてます。これが揺るぎない正解だといわんばかりの空気感で世界は回っていますけども、1日3食こそが理想的な食事である

という科学的根拠って実はなかったりするんですよ、なんてったって人類の歴史を長い視点でとらえれば、この1日3食という常識はつい最近始まったばかり。みたいなもんなんです。人間らしい文明が生まれてもうかれこれ1万年以上がたっているわけなんですが、1日3食が常識になりだしたというのは、せいぜい数100年前、江戸時代ぐらいからとかそんなもんなんですよ。数100年前、江戸時代とかにおいてはめちゃくちゃハードな肉体労働、大工さんとか武士とか農民みたいな

肉体労働こそが主流でした。だからその時代に1日3食が常識になっていたんです。ただ、今の時代って違いますよね。我々現代人はめちゃくちゃハードな肉体労働なんてしてません。特に普通にサラリーマンとして働いている人であれば、肉体なんてつかうことが皆無のデスクワークばかりのはず、1日3食が常識になった江戸時代とはまったく状況が違うんです。要はですね。われわれはきちんと健康的に正しくという意識で1日3食、食べてたんですが

昔と今ではライフスタイルが根本的に変わってしまったために、いつのまにかきちんと食べすぎてしまっていたんです。食べすぎるとどう健康に悪いのか、これは説明不要な気もしますが、それはもうシンプルに太ります。そして太るということは、ほかの病気の原因にもなりえます。そして、本書ではさらに本質的な食べすぎによる弊害を強調しています。それは内臓の疲れです。我々の大腸とか小腸という内臓はですね、なにか食べて胃袋に

食べ物が入ってきてから、それを消化して分解して栄養を吸収してみたいなことを、なんと10時間以上もかけてせっせとやってくれているんです。我々の意識としては食事を口に突っこんだらもう終わり、食事終了、あー美味しかったなあとか一段落しちゃってますが、内臓さんたちはそこからスタートして10時間以上もせっせと働いてくれているんです。そんななかですよ。1日3食きっちり食べるってことはまだ内臓さんたちの10時間かかる仕事が終わってないにも関わらず4、5時間後に

また、内臓に食べ物をぶちこむという、まさに鬼畜の所業なんですよ。内臓さんたちを従業員と例えるのであれば、1日3食もりもり食べているあなたは社員を酷使しまくるブラック企業の経営者といっても過言ではありません。自分では正しく1日3食、食べているつもりでしょうが、あなたの社員である内臓はしらずしらずのうちに疲弊しきって完全に白目むいているんです。そして内臓は人体の要ですから、毎日毎日ブラック労働で酷使していると

内臓が疲弊して栄養を吸収することができなくなり、免疫力が低下します。それが風邪とか肺炎とかアレルギー、老化、がん。我々が避けたいあらゆる悪い症状の原因となるんです。

ここまでで1日3食っていうのは実は食べすぎで食べすぎっていうのは太るだけではなくて、内臓を疲れさせて、あらゆる病気を引きおこすということがお分かりいただけたかと思います。そして、ここからが大事です。そうやって内臓を疲れさせないためにも、なにを食べるかより空腹の時間をつくることが大事なんだという本書の核心に迫ってまいります。結論、空腹の時間をつくることが大事、時間も具体的に書かれています16時間です。16時間食べない時間をつくりましょう。なぜ16時間なのか?

結論から申しあげれば、体内のオートファジー機能が働くようになるからです。オートファジーなんじゃそれと?これだけではなんのこっちゃ意味が分からないかと思いますので、もう少し詳しく説明させていただきますが、先ほどもお伝えしましたとおり、我々がものを食べてから内臓は大体10時間ぐらいで消化とか栄養を吸収するような活動を終えます。なので、まずは10時間食事の間隔をあけてあげることが大事です。10時間あけてあげるだけでも、それでも内臓を休ませてあげることにはつながります。

ただ、内臓の仕事が終わって、そこからさらに6時間休ませてあげましょう。さらに6時間、なにも食べないで、食後から16時間が経過すると、そのときに我々の体内の細胞が軽い飢餓状態、エネルギーがたりない状態になります。飢餓状態とかエネルギーがたりないとか聞くと、なんだか危険で細胞がブッ壊れちゃうように思うかもしれませんが、実際はその逆なんです。細胞は軽い飢餓状態になることで外からのエネルギーに頼らないで自分自身で頑張らないと、

という状況に追いこまれて、逆に活性化するということが分かっているんです。この軽い飢餓状態になったことで、逆に細胞が活性化するという体の仕組みをオートファジーと呼びます。さっきでてきたやつですね。このオートファジーっていう体の機能は、細胞を生まれ変わらせてくれます。細胞が生まれ変わるってことは、体の中の老廃物を一掃して、体中の内臓組織が活発になる生活習慣病をはじめとしたあらゆる病気の予防につながります。老化防止、アンチエイジングにもつながります。まあ、要は16時間断食によるオートファジーはめっちゃ体にいいってことです。

実践方法

食べすぎはだめなのねと。それで16時間食べない半日断食によるオートファジーがめっちゃ体にいいのね、それは分かったとただスガショウ君と俺は解脱した僧侶でもないんだから断食なんて言葉を聞いただけで吉野家で牛丼食べたくなっちゃうんだよとブログの向こうで弱音を吐いているあなたにお伝えさせてください。

僧侶じゃなくても大丈夫です。16時間って聞くと、めっちゃしんどいイメージがあるかもしれませんが、16時間って要は睡眠時間8時間を含めてしまえば、もう残り8時間だけでいいんですよ。しかもそのおきている8時間も半分に分けてしまえばいいんです。これ意味分かりますかね?たぶん実際に私が実践しているスケジュールをそのまま伝えちゃったほうが分かりやすいかと思うので、それ伝えちゃいますね。めちゃくちゃシンプルです。夜ご飯を必ず夜8時までにすませます。そして次の日のお昼ご飯はだいたい12時か

12時半ぐらいに食べるんですが、その次の日のお昼ご飯まではなにも食べない。これだけで16時間の半日断食は完了です。夜ご飯を夜8時までに食べ終えて、あとは次の日朝ごはんを食べずに、お昼ごはんを12時に美味しく食べる。これだけでいいんです。ただですね。そうはいっても、朝ごはんを食べないとどうしてもお腹が減って仕事に集中できない牛丼のことで、頭がいっぱいだってなっちゃう人もいると思います。私も正直そんな感じです。そういう人はどうすればいいかというと

なんとですね、食べちゃってもいいんです。これは本書にも書かれていますが、ナッツとかヨーグルトであれば、別に食べて大丈夫とのことなんです。もちろん一口サイズでもチョコとかパンとかおにぎりみたいな糖質がガッツリはいっているようなものはダメなんですが、生野菜のサラダとかチーズとかヨーグルトなら食事にカウントしないでOKだし、あまり我慢しすぎないでいいとありがたいことに著者の青木先生も本書に書いてくれています。私もあまりにお腹が減りすぎたときにはナッツを食べてます。ただですね、実際やってみて思ったんですけど

空腹ってだんだんと慣れてくるので、なんどか続けるうちに別にナッツすらいらなくなってきます。私の場合は4日とか続けたらへんからもう牛乳多め、ノンシュガーのカフェラテとかさえ午前中に飲めば、それで全然大丈夫になりました。どちらかというと課題はメンタルですかね。空腹にメンタルが慣れてないとお腹が減っていることって、なんだかやばいことしてるんじゃないかって体が受けつけないっていうよりも、メンタルが不安になっちゃうんですよ。それでなんだかんだこれは集中力、アップのためだとかほざきながら

チョコとか菓子パンとか食べちゃうみたいなパターンがよくありがちなギブアップです。この16時間断食にチャレンジしはじめた人は、仕事中に必ず1回は思うはずです。やばい死ぬほどお腹減ったと私も何度も思いました。そんなとき、私は自分にいい聞かせました。確かに死ぬほどお腹は減ったけど、冷静に考えると絶対死にはしないなと。昨日晩御飯もしっかり食べたし、今めちゃくちゃ肉体労働してるわけじゃないなと。確かに死ぬほどお腹がすいている気分ではあるんだけども、冷静に死にはしないなと

これは別のブログで解説している。反応しない練習にもつうじる部分があると思います。自分を俯瞰して気をおちつかせました。あとはそうですね。呪文のように空腹は最強の薬、空腹は最強の薬と心の中で唱えてのりきってました。この呪文も馬鹿みたいですけども、大事で今自分が感じている空腹感は体に悪いものだと認識してしまうと、それはチョコに手が伸びちゃうんですよ。ただ、そうじゃなくて今自分は体にいいことをしている体内でオートファジー祭りが開催されて細胞が

若返りまくり、お肌つやつや、ワッショイワッショイと思えれば空腹に苦しむことなく、なんなら愛することさえできてしまいます。すいません、嘘です。愛することはさすがにできませんが、お昼ご飯まで気を紛らわすぐらいなら問題なくやり遂げられます。ぜひスガショウ式のメンタルの保ちかたもあわせて実戦してみていただければと思います。

まとめ

はいということで、今回は青木厚先生が書いたベストセラー空腹こそ最強の薬について解説させていただきました。まとめると、本書の結論はエビデンスを伴った最新の研究によれば

なにを食べるかではなくて食べない時間、空腹の時間を増やすことこそが、あなたの健康にとって大事なんだというものです。より具体的にいえば、1日16時間なにも食べない時間をつくりましょう。それが結論でございます。江戸時代の武士でも農民でもない我々現代人はめちゃくちゃハードな肉体労働をするわけでもないのに、食べすぎなんですと世界の常識といわんばかりに1日3食、食べてますがそれ自体まったく古い常識で1日3食の時点で実は食べすぎなんですと

食べすぎはシンプルに太るっていうだけじゃなくて、内臓をめちゃくちゃ疲れさせたりもするので、免疫力を下げる老化を早めるということにもつながってしまいます。だから、ひっきりなしに胃袋に食べ物をどんどん詰めこむんじゃなくて、半日断食で内臓を休ませてあげましょうと睡眠時間も含めてOKです。16時間食べない時間をつくってあげると体内でオートファジー機能が働いて細胞が生まれ変わります。めっちゃ体にいいんです。今回はそんなお話をさせていただきました。

そして最後に半日断食の注意点もお伝えしておきます。本書の内容は、エビデンスに基づく医学的な内容ではあるんですが、もちろんその効果には個人差があります。全然痩せないとか、そういうことならまだいいんですが、空腹によって本当に気分が悪くなっちゃうっていう。そういう体質のかたもいるかと思いますので、そういうかたはぜひご無理なさらないようお願いします。あと私は週2ぐらいで筋トレをするので、個人的に気をつけていることなんですが、ガッツリトレーニングする人は断食のとり組みかたくれぐれもご注意ください。

あくまで16時間断食はハードに肉体をつかってない人達のための食事法です。にもかかわらず、重りがあがらなくなるまで追いこむようなハードな筋トレをしている人が断食してしまうと、それは逆に悪影響を及ぼします。ある程度、栄養とか筋肉について勉強したことが、ある人なら分かると思いますが、筋トレした日に同時に断食なんかしたら筋肉が逆に衰えちゃいますし、体調も悪くなってしまいます。なので私も筋トレする当日とか筋トレの次の日とかには絶対断食をやりません。

なんならモリモリ食べてます。本書の中でも半日断食は毎日やるのが理想ではあるんですけれども、週末だけとか週に3日だけとかピンポイントでやるだけでも内臓の疲れをリセットする効果がえられると語られています。半日断食は絶対毎日の義務と固執する必要はなくて、あくまで体をハードに動かさない日におこなえばOKという認識をしといていただければと思います。本書のタイトルにもあるとおり、空腹は最強の薬です。どんな薬にも副作用がありますし

用法用量を間違えてはなんの意味もありません。ぜひ本書を実際に手にとって、空腹があなたの体にとって良薬となるその仕組み自体をしっかり理解してから半日断食にチャレンジしていただければと思います。今回は以上でございます。もしこのブログがためになったというかたはコメントなどいただけたらとても嬉しいです。

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